過去50年の実績を未来100年につなぐ、伸ばす。
運輸は、経済の動脈
昭和37年、日貨協連(略称)の初代会長でもありました髙橋憲太郎が、設立に当たって起草した下記の設立趣意書には、「運輸が産業経済の動脈であり、経済に先行して、需要の増加に対応できる輸送体制の構築が急務であり、より強力な組織が必要である」旨のことが記されております。創立当時から五十数年が経過し、日本の産業構造の変化とともに、物流体制もIT化の進化等、大きく変革をしてきておりますが、商品をお届けするという行為は、不変であり今後もライフラインとして重要な役割を担っていかなくてはなりません。
地域に貢献する組合に
神奈川県下には、2000社以上の運送事業者が存在しており、協同組合に加入していない事業者も多くあります。現在、運送事業者は、燃料費の高騰、運賃の過当競争、ドライバー不足と労働環境の規制強化等、多くの問題を抱えています。個々の会社では対応が困難な課題解決のサポートができる協同組合として、加入しやすく、利用しやすい、そして、加入利用してメリットのある魅力ある組合を目指してまいります。そして、災害時においては、川崎はじめ地域に貢献できるように、今後も組合員役職員一丸となって邁進する所存でございます。
未来志向で社会に適応する
創立50周年を超え、これから100年に向けて、組合員の皆様の事業繁栄のご協力と未来志向で社会に適応する組合運営を行ってまいりますので、関係の皆様におかれましては、今後ともご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
川崎地区貨物自動車事業協同組合
代表理事 髙橋 浩治